インド占星術は何故当たるの?西洋占星術との違いは?どっちがいいの?

こんにちは、ダランです。

この記事では、インド占星術は何故当たるのか?どんなところに魅力があるのか?について、一般的に最も普及している西洋占星術と比較しながらお伝えしたいと思います。

これを読んだら、あなたもきっと『インド占星術の鑑定を受けてみたい!』と思うはず笑

西洋占星術を勉強しているあなたなら、『インド占星術も学んでみたい!』と思うはず笑

インド占星術をすでに知っているあなたも、『新しい発見があるはず!』です。

では、インドと西洋で何が違うのか?を1つずつ見ていきましょう。

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インド占星術と西洋占星術の違い

  1. ダシャーがある
  2. 1人にたくさんのチャートがある(西洋は1人1つ)
  3. 星座が1つズレる
  4. 支配ハウスによる吉・凶がある
  5. 支配ハウスの組み合わせ(ヨガ)がある
  6. インドにはナクシャトラ(27星宿)がある
  7. 思想が違う
  8. 使っている惑星が違う
  9. インドでは占星術の信仰が凄い

それぞれ解説していきます。

①特定の時期の運気を占う「ダシャー」がある

インド占星術には、ダシャーがあります。

生まれてから何歳から何歳までは土星の時期

何歳から何歳までは水星の時期・・・

といった形で、『惑星の時期』を占えるため、時期ごとの運勢をしっかりと占うことができます。

②インド占星術では1人にたくさんのチャートがある

↑1人に対してこれだけ星図があります(これは一部分、もっとある)。

西洋占星術では1人に1つだけのチャートがあり、それを読み解きます。

しかしインド占星術には、1人に15個以上もチャートがあるのです。

上の画像だと、左上が全体を見るラーシチャート、その右が魂を見るナバムシャチャート、ラーシの下は仕事運を見るダシャームシャチャート・・・

と、このようにたくさんのチャートを見て読み解きますので、特定のテーマに非常に特化した精密な読みが可能です。

③星座が約一つ分ズレる

西洋占星術では牡羊座に星があるけど、インド占星術だとそれが魚座に星がある、というふうに星座が一つズレます。

何故ズレるのか。それは、同じ季節、年月日でも見える星座は年々ズレていっているからです。(地球の歳差運動という自転のブレのせい)

そのせいで占星術が出来た当初には正しい星の位置だったものが、今はズレてしまっています。

西洋占星術は、このズレを考慮していません。

だから現在は西洋占星術は実際には星がない場所に、星があるものとして占っています

インド占星術は、地球の自転のブレを計算に入れており、実際の星の位置と星座の位置で占っています。

だから西洋占星術のチャートで「牡羊座に火星がありますね」と言ったとしても、現実の空には牡羊座に火星はありません。

インド占星術なら、本当にそこにある、ということになります。

この点は、星座と惑星のエネルギーを考えると宇宙本来のシステムを採用しているインド占星術に軍配が上がると思われます。

そもそも西洋占星術だって、出来た当初は夜空の星の位置とちゃんと対応させていたのですから…。

長年の自転のブレでそれがズレてしまっているので、きちんと修正して占って然るべきと思います。

ちなみに西洋占星術で使う星座帯を、トロピカル星座帯

インド占星術で使う星座帯を、サイデリアル星座帯と呼びます。

西洋占星術だけど、星座帯はサイデリアルを使っている方もまれにいらっしゃいます。

しかし逆に、インド占星術でトロピカル星座帯を使っている方はまずいません。

④支配ハウスによる星の吉凶がある

西洋占星術では、木星や金星は吉星です。誰が何といおうが、吉星です。

しかし、インド占星術では、木星や金星が凶星になることも多々あります。

そして逆に西洋占星術では凶星扱いの火星や土星が、インド占星術では吉星になることすらあります。

例えば、幸運の9ハウスや5ハウスを支配すると、その星はインド占星術では吉星になります。土星であろうと、火星であろうと吉星になります。

この支配ハウスによる星の吉凶を、「機能的吉凶」と言い、生来的な吉凶とは分けて考えます。

例えば金星は生来的に吉星ですが、機能的に凶星だと、金星期にはロクなことが起こらない、ということになります。

西洋占星術では生来的な吉凶のみで判断します。

⑤支配ハウスの組み合わせがある

インド占星術では支配ハウスの組み合わせによる吉凶判定があります。

1,4,7,10ハウスはヴィシュヌ神(↑の写真の後ろの神)が守護するケンドラハウスと呼びます。

1,5,9ハウスはラクシュミ神(↑の写真の前の女神)が守護するトリコーナハウスと呼びます。

このケンドラハウスを支配する星と、トリコーナハウスを支配する星が相互アスペクト、あるいはコンジャクトなどで絡めば、ラージャヨガと言って、成功して繁栄するハウスの組み合わせになります。

(ビシュヌ神とラクシュミ神は夫婦ですから、夫婦がそろうってことですね)

このように、支配ハウスの組み合わせをインド占星術では非常に重要視しているのです。

⑥27星座に分けて分析(ナクシャトラ・宿曜)出来る

西洋占星術では、星座は12個に分けて考えます。もちろんインド占星術でもそうなのですが、インド占星術には12星座の分け方とは別に、27星座(ナクシャトラ)に分けて占う技法があります。

このナクシャトラを使っての占いが、物凄くよく当たるんです。

ナクシャトラは「星宿」や「宿曜」とも呼ばれ、これが宿曜占星術として中国に伝わり発展していった歴史があります。

⑦思想が違う

西洋占星術の思想は、成功や発展を吉としています。一方、インド占星術は全てを捨てて解脱しなさいという思想です。

その影響か、西洋占星術で吉星に分類されている太陽が、インド占星術では凶星に分類されています。

西洋占星術では、太陽は自分らしさや人生の目的を見つけ、進んでいく力を与えるものという意味になっており、最も大切な星となっています。

一方、インド占星術では太陽は「エゴ、プライド」と言われており、凶星の扱いです。

全ての執着を捨てて解脱するのが正しいというのがインドの思想ですので、エゴもプライドも、人生の目的も自分らしさも、全て捨てなさい、ということで太陽も凶星扱いとなっているのです。

⑧使っている惑星が違う

インド占星術は太陽から土星までの惑星に加えて、日食と月食を司る「ラーフ」と「ケートゥ」という惑星を扱います。

一方、西洋占星術では、インド占星術では使わない、「天王星」「海王星」「冥王星」といった惑星も使って占います。

また、土星と天王星の間を回る小惑星「カイロン」をも使っている人もいます。

このように使っている惑星が多く、新しく見つかった現代の天体も積極的に取り入れて発展しているのは西洋占星術ですね。

これは私の直感なのですが、おそらく全ての惑星は何かしらのエネルギーを持っていて、少なからず作用しているんだと思います。

だから、色々な惑星を取り入れた方が緻密な占いは出来ると思います。だからこの点においては積極的に惑星を取り入れて研究している西洋占星術に軍配が上がると思います。

⑨インドは、インド占星術の信仰が非常に篤い

インドは神の信仰の篤い国であり、占星術も非常に神聖なものとして扱われています。

例えば、太陽の神(スーリヤ)、月の神(チャンドラ)、火星の神(マンガラ)・・・という神様の名前が、そのまま太陽、月という惑星の名称に使われています。

(太陽はスーリヤ、月はチャンドラ…とヒンディー語で言います。)

そして、日曜日もスーリヤ、月曜日もチャンドラ・・・と呼びます。

徹底して神様の名前を惑星の名前や曜日の名前にしています

そして、インドの9惑星に捧げるマントラもあるくらいです。(毎日私は唱えています)。

このマントラを唱えることは徳分となり、その徳分によって悪いカルマから守られる、というメリットもあります。

また、一家に一人、かかりつけの医者ならぬ、かかりつけの占星術師がいるそうですよ。

自分の出生日時が分からなくても、ホロスコープは分かるという人もいるくらい。

そして、新聞に自分のインド占星術チャートを出して、結婚相手を探す人もいるくらいです。インドでは非常に土着のものとして扱われています。

筆者、ダランについて

インドの神様は、牛や豚、鳥や魚など他者を殺して食べて生きている人間、そしてお酒を飲む人間に対して、とても冷たいです。

だから、インドの神事を実践する人間はベジタリアンであり、お酒を飲まないことが大切です。

ベジタリアンかつ不酒の人でないと唱えられないマントラ、触ってはいけないヤントラ、入ってはいけない寺院もあります。

勿論、私、ダランもベジタリアンであり、お酒は飲みません。

そして毎日マントラを唱え、ユニセフに寄付し、親孝行し、善行を重ねて徳積みを頑張っています。

「他者の命を踏みにじって生きる者に、幸せになる権利はない。」

という言葉がありますが、これは真理だと思います。生きている間は良くても、死後、大変なことになると思います。

この記事では、インド占星術の紹介をしましたが、私自身が占星術は、西洋占星術ではなくインド占星術をずっとやってきたからか、いくらかインド占星術贔屓な内容になってしまったかもしれません。

西洋占星術、インド占星術、どちらも、同じ人を分析する手法ですがそれは人を右から見るか、左から見るか、の違いのようなものだと思います。

どっちにしても、本当に開運をしていくならば、善い行いをして徳分を積んでいかなければなりません。それだけは絶対の真理です

 

風水とか、ラッキーカラーとか、そういうのも開運にはなるでしょうが、そもそもそういう手法に出会えたこと自体が徳分による恩恵です。

全ては徳積みです。人がこの世に生まれた目的は徳積みです。

よい行いをして、どんどん徳を積んで魂を成長させていきましょう。

そのレクチャーのために、占星術は大いに役立つはずです。

死んだあとに持っていけるのは、善い行いをした徳分と、悪い行いをしたカルマだけです。

徳積みすることで、死後の行き先、来世の運命、全てが変わります。

占星術を通して、どんどん徳積みをしていってくださいね。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。ではでは。

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Posted by aritinu