インド占星術の宝石処方は危険!?安易に診断するのもどうかと…
こんにちは、ダランです。
インド占星術では、宝石処方というものがあります。
太陽はルビー、月は真珠、火星は赤サンゴ、水星はエメラルド、木星はイエローサファイア、金星はダイヤ、土星はブルーサファイヤ、ラーフはヘソナイト、ケートゥはキャッツアイ。
といった具合で、例えば太陽がムリチュバーギャに入ってて8室在住で、傷ついてたら、心臓が悪く、低血圧や血液関係の病気に繋がります。
だからそういう人には太陽のルビーを持たせれば、太陽の悪影響が緩和されて、病気が治っていくとか。
そのような宝石の処方というものがあります。
しかし、この宝石処方、効果があるにしてもちょっと怪しいところがあります。
例えばインドの占星術師に占ってもらった後、その占星術師は宝石を売るために一生懸命セールスしてくるんですよね。
アガスティアの葉を開いた後も、近くに占星術師がいて、この宝石がいいよ~とオススメしてくると。
ようはインド占星術の宝石処方が、宝石を売って占星術師が稼ぐための免罪符になってしまっているような。そんな気がしてならないのですよね。
勿論、宝石処方が効果がないわけではありません。
しかし、こういうことをするとき、とても大切なのが「どういう動機でその人に渡すか」です。
例えば、もっと稼ぎたいから宝石を売りつけるために処方する。
売る側がこういう気持ちだと、買ってもあまり効果がないでしょう。
しかし、売る側が真剣に、依頼者の調子が悪いところを治してあげたい、役に立ちたい、という気持ちで宝石を売ったならば、
これはかなり効果が出るでしょう。
もし私だったら、あらかじめ宝石に対して対応する惑星のマントラを最低108回以上は唱え、プジャをしてから依頼者に宝石を販売すると思います。
まぁ、そもそも私は宝石は扱わないですけどね。
対応するヤントラを作って、そのヤントラに対してしっかり供物をささげて(供物はフルーツやジュースなどが多い)、依頼者にそのヤントラがどういうものかを説明してお渡しします。
結局は気持ちが全てです。
本当の開運は徳分以外ない
しかし、いくらヤントラを処方しようが宝石を処方しようが、依頼人自体に徳分がなければ何もなりません。
開運や運命の改善をするためには、本人が徳分を作らなければどうしようもありません。
徳分があれば、ヤントラを通して神様が見てくれて、依頼人の悩みをそっと気づかないように解決してくれるでしょう。
全ては徳分です。
世の中には風水だとか、パワースポットだとか、なんやらかんやら、色々な開運法がありますが、結局つまるところ、全て徳分があるかどうかです。
例えば風水に従って家を造り変えたら運気が良くなったとします。それは風水のおかげでもありますが、そもそもその風水に出会えるだけの徳分があったから、その風水に出会って運命が改善された、ということです。
風水もパワースポットもその他開運方法も否定するつもりはありませんが、その土台になっている根本的な部分は全て徳分です。
死後、お金も家族も肉体もあなたは全て失います。あの世にもっていけるのは徳分だけです。徳分は宇宙通貨です。
地獄の沙汰も金次第といいますが、その金とは徳分のことです。徳分があれば地獄の懲役も、うんと楽なものになります。
徳分が多ければ、天国に行って神になることも出来ます。
とにかく、開運=徳分づくりです。
何の努力もせず、ただ宝石だけ買って、運命が良くなるはずがありません。
しっかり徳分を作りましょう。
徳積みの第一歩は親孝行です。お母さん、お父さんに何か良いことをしてあげましょう。
募金やボランティア、ゴミ拾い。
優しい言葉がけ、優しい笑顔。それらも全て徳分です。
一日一善を心がけて、人生を過ごしましょう。
生まれる前よりも少しでも徳分を積んでよい魂になって死んでいく事。それこそが、生きる意味です。
金持ちになって、子宝に恵まれて、仕事で出世して、、、そういう幸せや快感を得るために生まれたのではありません。
人生の目的は幸せではありません。徳分作りです。
というわけで、この文章を読んだなら今日から親孝行して、徳分づくりに励みましょう。
今世も来世も死後の行先も大きく変わるはずです。
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